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月曜日, 5月 20, 2024
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鉄道風景(16) E4系Max

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夜半の鐘声-追記

泉眼無声惜細流

  上越新幹線で活躍していた「E4系」と呼ばれる車両が10月1日に引退した。「Max」の愛称で親しまれた2階建ての車両で、Maxは「Multi Amenity Express」からつけられたもの。つまり「最大」といった意味の「マックス=Maximum」ではなく「さまざまな面(multi)で、快適さ(amenity)を追求した、高速鉄道(express)」が、その名の由来。

  8両1編成の定員は817名だが、2本連結して走れるため、その場合は1634名で、高速鉄道車両としては、それこそ世界最大、すなわち「マックス=Maximum」となる列車だった。

  以前は東北新幹線でも走っていたが、引退前は上越新幹線が活躍の舞台。時刻表には「Maxとき」「Maxたにがわ」と記載されていた。

  時代の変化が引退の理由だそうで、たしかに、新潟方面へ行く折には何度か利用したが、2階席からの眺めはいいものの、シートのかけ心地はいまひとつ、車両の揺れもなんとなく大きいような気がして、快適さに欠けるような印象があった。とはいえ、一世を風靡した車両であることは間違いない。

  過日、新潟へ向かう用事があり、せっかくだからと乗ってみた。やはり、このところ主力となっているE2系やE7系のほうが乗り心地はよかったと思う。

  それでも「ライトが、ちょっと離れた目」のような感じの愛嬌のある顔がみられなくなるのは残念。

  ひとまず「おつかれさま」と伝えたい。

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