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金曜日, 7月 26, 2024
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漢字の話(10)紫陽花

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  このところ、関東地方では雨が続いている。梅雨の末期とやらで、大雨になることあり注意も必要だ。かつて、梅雨といえば「かたつむり、しとしと降る雨、紫陽花の花」といったイメージだったが、地球温暖化のせいで、ようすがかわってきたのだろうか。

  さて「あじさい」の花は漢字で「紫陽花」と書く。しゃれた表記だなと思っていたが、じつは「唐の詩人である白居易が、ライラックに付けた名称を、平安時代の歌人・学者の源順(みなもとのしたごう)が、誤ってあじさいにあて、それが広まった」という説がある。花の色が変わることから「七変化」と呼ばれたり、花言葉では「移り気」「浮気」などとされたりする(諸説あります)。花の色が変わるのは土壌の酸性度(pH)によるもので「一般に、酸性ならば青、アルカリ性ならば赤」になるそうだ。

  紫陽花には、色ごとの花言葉もあって「青は辛抱強い愛情、ピンクは元気な女性、白は寛容」となっているそうだ(これも諸説あります)。

  真っ赤なにバラや、背が高く黄色い大輪の花を咲かせるヒマワリのような派手さはないが、梅雨のさなかに紫陽花を見かけると、なんだかホッとする今日この頃である。

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