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土曜日, 7月 27, 2024
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本の話(4)『編集者放浪記』

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  あけましておめでとうございます。

  師走に入ったとたんに野暮用が重なり、気がつけば新年。ひと月ぶりの投稿という体たらくで申し訳ないかぎり。

  さて「読書日記」というほどのことでもないが、今年は「本の話」も折々綴っていこうと、少なくとも昨年以上の本数を書きたいと思う。

  今回、とりあげるのは高田宏・著『編集者放浪記』(リクルート出版/昭和63年10月10日 初版第1刷発行)。書籍編集者となって数年の頃に読んだ作品を再読。改めて書籍編集の魅力や難しさ、あるいは大切なことを思い知らされた気がする。もちろん、それなりの仕事をしてきたつもりだが、時として忘れていたこともあり、初心に帰るきっかけとなった。

  ネタバレになるので内容にはふれないが、書籍や雑誌の編集者諸氏には、ぜひご一読いただきたい一冊である。著者は2015年にお亡くなりになっているが、一度、お話を伺いたかった人物である。カバーも秀逸で、それもそのはず、装幀の菊池信義氏は、いわずとしれた大御所でいらっしゃる。

  新年、最初の1冊として、この本を選んだことは、今年の読書生活において幸先のいいスタートとなったような気がする。

  世間は華やいでいる一方で、流行り病が不気味な様相を呈し、政治・経済、国際情勢・外交、さらには文化・スポーツも先行き不透明。

  素敵な一年になることを願うばかりである。

  皆様にも素晴らしい一年をおすごしいただきたい

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