本日は「海の日」。1995年(平成7年)に制定され、翌年から施行された日本の国民の祝日のひとつである。じつは制定当初は「7月20日」だったが、2003年に改正された祝日法のハッピーマンデー制度により「7月の第3月曜日」となり、2022年は7月18日だった。
国民の祝日に関する法律、いわゆる「祝日法」によれば、海の日は「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ことを趣旨としている。たしかに、四方を海に囲まれた日本らしい話だ。
さて、駅名に「海」がつく駅は日本各地にあるが、ちょっと変わった駅が、JR鶴見線の終点・海芝浦である。だが「終点」とはいうものの、電車に乗ってきたすべての乗客が改札を通れるわけではない。というのも、この駅は、ある企業の事業所が改札に隣接していて「改札口が会社の出入り口」となっている。つまり、社員や関係者、許可を得た人だけに限られた改札となっている。
とはいえ、この駅のホームから眺める景色の素晴らしさは、知る人ぞ知るところ。駅のホームが直接、海に面しているのも特徴的だ。改札を通れないとわかっていても、撮影に訪れる人は少なくないし、また、ホーム内には「海芝公園」があるので、ご興味のある方は、どうぞ、おでかけください。
※じつは小生、改札の先にある企業に仕事で伺ったことがある。もちろん、正式な手続きを経て、許可証をいただき、改札を通らせていただいた。詳細をお伝えすることはできないが「役得、というか本音をいえば、ちょっと自慢」である。