3月下旬から4月上旬にかけて、日本付近には春雨前線が停滞し、雨の多い日が続く。この時期は関東周辺から九州にかけてアブラナ(菜の花)が咲いていることから「菜種梅雨」と呼ばれる。
ひとくちに「菜の花」といって、アブラナだけを指すわけではなく、アブラナ科アブラナ属の総称で、カブや白菜、キャベツ、ブロッコリーなどの花も「菜の花」と呼ぶそうで、その代表格がアブラナということになるらしい。
菜の花の原産地は、北ヨーロッパ・地中海沿岸・中央アジアなどといわれている。日本では、菜種油を採るために江戸時代から栽培され始めたと伝わっている。明治時代以降には、食用の品種もつくられたそうだ。
このところ、暑い日があったり、冷たい雨が降ったり…という日々。
体調管理に気をつけたいところである。