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土曜日, 4月 20, 2024
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鉄道風景(6)寝台特急「あけぼの」

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  春分の日以降、日増しに日が長くなっていると感じる。ちなみに、今朝の東京の日の出は5時38分、日の入りは17時57分となっている。当然、夜の時間は短くなっていくが、かつて、その夜を駆け抜けて日本各地の都市を寝台列車が結んでいた。

  現在、定期運行されているのは、東京・高松間の「サンライズ瀬戸」と、東京・出雲市間の「サンライズ出雲」の2本だけで、鉄道ファンとしては寂しいかぎり。新幹線の延伸、車両の老朽化、利用客の減少、あるいは飛行機・高速バス路線の充実など寝台列車をとりまく、さまざまな状況の変化を受け、役目を終えたとして次々と廃止された。

  2014年3月に廃止された「あけぼの」という列車がある。いわゆるブルートレインと呼ばれた列車のひとつで、上野・青森間を結んでいた。

  上野発の下り列車は、高崎線、上越線、信越本線、羽越本線、奥羽本線と北上し、青森駅を目指した。1997年3月まで「鳥海」として走っていた寝台特急が「あけぼの」と改称された列車である。

  青森発の上り列車は、冬になるたびに過酷な状況を強いられる。日本海側の雪が積もった路線を走り、さらに豪雪で知られる上越国境を越えて上野駅を目指すからだ。時として、機関車の前面や車輪のまわりに雪をつけたまま上野駅に到着する姿さえ見かけた。そのたくましさには目を見張ったものだ。

  さて、夜中を走るのは列車だけではない。日本の物流を担うトラックもそのひとつ。そうしたドライバーたちを長年にわたって応援してきたのが文化放送の「走れ!歌謡曲」というラジオ番組。火曜日から土曜日まで、午前3時から5時という時間帯に放送されていた。提供は日野自動車だったが、その番組も、この3月で「役目を終えた」として終了。小生は「超のつく早型」で仕事をしており、この番組は一日の始まりとして聴いていたので、ちょっと、いや、とても残念だ。52年も続いた長寿番組であっても、時代の流れ、社会の変化にはかなわなかったのかもしれない。

  列車が廃止されても、かつての雄姿は写真として残り、また、番組が終了しても、その思い出は心に残る。そもそも「永遠のものなどない」のだから、前を向いて歩いていくしかないと改めて思った次第。

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